DJ事始め #3 機材のセットアップ(ハードウェア編)
目標は?
Ustreamなどの媒体を介して、音楽とマイク音声を生放送できるようにすることです。
必要な機材は?
私がやってみて、とりあえずできた構成を元に紹介していきますので、万人向けでは勿論ありませんが、似たような機材なら似たような構成でできるんじゃないかと思いますので、機材リストを並べます。
それぞれの詳細はDJ事始め #01 機材揃える - てのなるほうへを参照してください。
- MacBookPro 13inch
- オーディオインターフェイス(I/F): Vestax オーディオインタフェース VAI-80 TANK
- コントロールサーフェス: [rakuten:ishibashi-ikebukuro:10003110:title]
- お好みのヘッドフォン
- お好みのスピーカー
- RCAオスx2-RCAオスx4 分岐ケーブル JVCケンウッド ビクター ピンプラグX2-ピンプラグX4 1.5M CN-168G(オーディオ出力分配用)
- マイク(私はSAMSON マイク ダイナミック 5.5m マイクケーブル付 R21S/1を使ってます)
- 上記のマイクを使う場合は、変換コネクター CA309 XLR(F)/Phone(M)■楽器83みたいな変換アダプタ
- あとは好みに応じてマイクのポップガードやらマイクスタンドやら(本題には関係ないので省きます)
ざっとこのくらいの機材が必要になります。
もちろんパソコンはWindowsでもいいでしょうし、オーディオインターフェイスも別のものでいいでしょう。ただ、私は自分でやった組み合わせのことしか分かりませんので、これでできますか?的な事を聞かれても的確に答えられるかは保証できませんのであしからず…。
機材へのリンクはアサマシリンクになってますので、投げ銭代わりと思ってそちら経由で買っていただけると嬉しいです。
実際の接続は?
これらの機材を揃えたら、以下の図のように接続します。
Audio 1/2 OutをMaster Outとして使い、その出力をスピーカに出力し、同時に分配ケーブルを介してAudio 1/2 Inにループバックさせます。
Audio 3/4 In は内部的にMic Inと端子を共有してますので、Micを使っている最中はAudio 3/4 Inは使えません。したがって必然的にAudio 1/2 In を使うことになるわけですね。
Micを使わない場合でも、Ustream Producerは音声入力をAudio 3/4 Inに設定できないので、どうしてもAudio 1/2 Inを使わざるを得ません。
Audio 3/4 Outは内部的にPhone Outと端子を共有してますので、Audio 3/4とPhone Outには同じ信号が出力されます。
Phone OutはDJプレイしてる最中にはMonitor Out(次の曲をプレビューする端子)として使いたいので、こちらにスピーカを繋いではいけません。
ここまでで何が出来るの?
ここまでの配線で、
- キューアウトをヘッドフォンで聞き、
- マイク音声をオーディオ出力とミックスして
- オーディオ出力をスピーカに出力しながら
- 同時にUstreamに音声を配信できる
ようになっています。勿論ハードだけではダメで、ソフトも必要になるのですが、その辺はまた次の記事で書いていこうと思います。