2016年が8%終了しました

もう1月も末ですので、早いもので2016年も1割に迫るくらいが過ぎてしまいました。
私はといえば、やっと逃れられると思った確定申告に今年も追い掛け回されて週末が終わりました。
というか結局、向こう数年は確実に確定申告しなきゃいけないんだな…ということになるので、つくづく普通のサラリーマン生活には戻れない体質になってしまったようです。サラリーマンですけど。

ところで、住宅ローンって50%が自己居住用なら残り50%は貸しに出す用でも良いらしいです。ものすごく夢が広がる制度ですねぇ…まぁ私は今更新規の住宅ローンは組めませんが。もう少し前に知っておきたい仕組みでしたね。

反応しない練習, 草薙龍瞬

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
不安も含め様々な悩みを解消する考え方を「原始仏教」に学ぶという趣旨の本。全編を通じての考え方は、「諸々の悩みは、全て自分の心が何かに『反応』することで、自分の中から作り出されている幻」というもので、言われてみれば確かに、と眼から鱗が落ちる思いがした。
この考え方を実践する為のテクニックなども合わせて紹介している。
上記のカーネギーと合わせて2冊を読んで、無駄な事にイライラして貴重な人生の時間とエネルギーを無駄にすることはだいぶ減った気がするし、自分の今の境遇に感謝する心持ちができた。

新訳 道は開ける, D.カーネギー

新訳 道は開ける
様々な人達が不安をどう克服してきたか、を大量に例示してくれる本。
もちろん不安の克服という意味でも得る所が沢山あるが、それ以外にも人生についてポジティブに感じさせてくれる考え方が多く、読んでいて色々と勇気づけられる。例えば「あなたは、この世界にただひとりの、新しい人間だ。それは、とても素晴らしいことなのだ。持って生まれたものを、最大限に活かさなくてはいけない。突き詰めてしまえば、人は自分の経験したことしか形にすることができないものだ。あなたにはあなたの歌しか唄えない。あなたの絵しか描けない。あなたは自分の経験と、取り巻く環境と、受け継いで生まれてきたものに作り上げられた存在なのだ。」という一節。
不安の対処という意味では下に挙げる「反応しない練習」に通じる事が多く、洋の東西を問わず突き詰めていくと似たような結論に行き着くことに面白さを感じるが、よく考えればどちらも人間なので当たり前のことなのかもしれない。

復帰

3年半のブランクから復帰して、またはてダをアップし始めました。
すっかりアクセスも無く干からびていますが、またボチボチ始めていきます。

空白期間の間に勤務先も変わり住処も東京に変わり、仕事の性質もいろいろと変わり…と変化づくしだったりします。
今の上司に多少影響を受けて、しばらくご無沙汰だった読書を再開したりしているので、書籍関係のネタが多くなるような気がしてます。

読んだ人に価値のあるものを書いていきたいな、と思っています。

Ubuntu 12.04 LTS インストーラのバグ

久々のアップはガチの技術的な話なので興味ない方は飛ばしてください。たぶん大半訳わからん話だと思います…。

何でUbuntu入れようとしてるのん?

余った古いノートPCがあって、そいつにEdubuntuを入れてチビどもにあげようと思ったからです。
30分仕事くらいだろーふふーん…と思ったらがっつり午前全部持っていかれました。 orz

Ubuntu 12.04 LTSインストーラが落ちる!!

ウェブカメラ内蔵のPCに、Live CDからUbuntuをインストールする場合、ユーザプロファイル作成画面でインストーラがクラッシュします。

原因と回避策の概要

Webcamの動作がきちんとできてない為にインストーラが落ちる状態の為、ドライバをちゃんと入れなおすかこのステップを飛ばすかが対処になりますが、ぶっちゃけ自分の顔写真をPCのログインプロファイルに使う奇特な方はほとんどいないと思うので、公式のワークアラウンドに書いてあるとおりの回避策を取ります。

公式のバグ報告はこちら。
Bug #909179 “[Precise] Installation freezes after “Who are you?”...” : Bugs : ubiquity package : Ubuntu

回避の具体的な手順は…

  1. インストールがクラッシュします。
  2. Ubuntu 12.04 LTS Live CDのデスクトップに戻るはずなので、左上のDash ホームボタンをクリックし、"terminal"と入力します。
  3. 幾つかの候補の中に"端末"ってのがいるはずなので、これをクリックします。
  4. 端末ウインドウの中で次のコマンド(全部1行)を実行します。私はこれの代わりに当該ファイルをリネームしましたがそれでもOK。

sudo rm /usr/lib/ubiquity/plugins/ubi-webcam.py

この後、デスクトップにある"Ubuntu 12.4のインストール"をダブルクリックして、インストールプロセスを再実行します。

これでとりあえず…

インストールは先に進みます。
それにしても、Windowsパーティションを全部ふっ飛ばした後に「インストール失敗しちゃった♡テヘペロ♡」みたいなメッセージすらも出ずにインストーラが落ちるってのは、初心者だと顔面蒼白になるよなー、と思いました。
でもコレを除くと、最近のLinux Installerは良くできてますね。Wifiアダプタも何もせずに認識したし。立派立派。

Android迷走記

先日、マカオと香港に旅行に行って来まして、その際にうっかりAndroidタブレットを買ってしまいました。
AcerのICONIA Tab A101というやつです。日本で売ってるA100ってのに3Gが付いてるやつですね。27000円くらいでした。

で、初めてAndroid機を使うわけですが、iOSに慣れた身からするといろいろ訳分からないことが多い中、最もイライラしたのが日本語のフォントの薄汚さでした。俗に言う中華フォントってやつみたいですね。

割りと毎日ネット上の文字を読む方なので、日本語の表示が薄汚いってのはいかにも辛い。なんとかしたい。ってことでいろいろ調べると、標準機能ではフォントを変える機能って無いんだそうです。
まぁiOSにもないしね…じゃぁ標準でちゃんとしたの入れてよ…って思いましたが、最初から日本仕向の製品はモトヤのマルベリってフォントが最初から入ってるそうです。
だがしかし私が買ったのは香港版。そんなものは入ってない。

てことで渋々、Root化(iOSで言うところのJailbreak、通常ロックされているシステム部分へのアクセスを可能にすること)をしようかなってことで調べましたが、まーこれがまた良く分からない。
よく分からないながらもとりあえずRootは取れたっぽくて、ちゃんとフォントも見目麗しいものに変わりました。

手順が書いてあるページのリスト


気づき

  • 一個目のページの手順8、ちゃんと出来たのかどうかさっぱり分からなかったけどとりあえずうまく行ったっぽい。adb shell だけ実行して$のプロンプト出てる状態で続きを実行したほうがよさげ…?
  • 他のステップは基本的に書いてある通りにやれば何となくできました。
  • 頑張ってAndroid SDKとかもインストールして、芋づる式にJava SDKも十年くらいぶりにインストールしました。Android SDKJDKの32bit版がいるんですね。先に言えよ。でも振り返って考えると、AndroidSDKとか不要だった気がする。
  • 512MBくらいのMicroSDカードと、これをPCに接続するためのカードリーダが必須。
  • Windowsマシン前提で手順書いてあるので、他のOSでできるのか不明。
  • A100とかA101のROMをSDに入れてリカバリ再起動、とありますが、SDカードのルートには"Update.zip"をZipのまま入れておけばいいんですね。ふーん。こりゃ常識みたいなもんなんかな。


てことでちゃんと見目麗しいフォントになって、そこそこのサイズの画面でテキスト読むのが快適快適です。
ところでAndroidはスクショって標準で撮れないんですね?ICSを待て?えー?